2011'12.26.Mon
遺伝子だ!!
俺屍の話です。
神様と交神することによって子供を残していくのですが、そのときにものすごく見るのが遺伝子情報。
払える奉納点の範囲内でより良い遺伝子を得るためにチェックチェック!
このゲーム、最初のうちは男への優遇っぷりがすさまじいと思いました。
だって女神はみんなきれいで可愛い!
なのに男神はイロモノ系ばかり……!なまず?河童?天狗?
ものすごく抵抗があり、なるべく人の原形をとどめている神様を選んでいたのですが、遺伝子が欲しいためにカブト虫を擬人化したような神様にお相手願うことも。
そうしているうちに吹っ切れてくる。いや振り切れていくのか?
むしろ男神との交神のほうが優れた素質の子供が生まれる確率が高い気がする。
転機となったのが6代目当主のとき。
愛娘にどうしても良い遺伝子の子供を産んで欲しくて、泣く泣く石猿田衛門を選びました。
外見が猿。容赦なく猿。
乙女の新床にこんな男がやってくるなんて嫌すぎる。
しかもこの神様、「姐さん、面食いだねぇ」と抜かしやがった!くそぅ……!
生まれた子供は女の子で、我慢の甲斐あってその時点で最高の素質があり、また実際に素晴らしい働き振りを見せてくれました。
ちなみに名前は開き直って「ましら」と名付けました。愛称は『腹ペコ虫』だそうです。
そして俺屍の影響で乙女ゲームをプレイしていても「この人の遺伝子はどうだろう」と考えるようになってしまった。
ワンド2でもいろいろ妄想しました。
ラギのドラゴンの血も捨てがたいけれど、能力的にものすごく偏りそう。
エストは身体が弱そうで、一撃で死なれてしまいそう。
ビラールは全体的に良さそうで、中盤当たりの一族補強にしたい。
アルバロの遺伝子はそつのない戦いぶりだけれど、お宝を持って家出とか戦闘中に勝手に離脱しそう。
古代種はたぶん奉納点がすごく高いと思うのでゲ ーム終盤しか無理な感じがする。
でも一番欲しいと思った遺伝子がペルー。
なんか化けそうな感じがするんだ!
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2011'12.14.Wed
すでに13代まで行ってますが未だに6代目のときの話。
大江山討伐で朱点童子を倒すことが出来た!さすがあっさりモード!
と思っていたら……!! な展開となりました。
このゲーム、序盤から黄川人(きつと)という霊体の少年が討伐時に現れては助言らしきものをしてくれます。
とてもありがたいのに、なんかものすごく胡散臭い。悲しそうに語る場面でも信じることができない。
そんな私の心を黄川人様はわしづかみにしてしまわれました。
乙女ゲームだったらFDで攻略対象にされるようなキャラだと思います。
この後の展開が気になる!でも敵が軒並み強くなっててなかなか勝てない進まない!
ところで最初に黄川人様の声を聞いた瞬間、どこぞの少年探偵(小林ではない)が思い浮かびました。
それもそのはず、声優が高山みなみさん。
ふと思ったんですが、女性声優のみで乙女ゲーを作ったら面白そう。
思い浮かんだ方々を敬称略で並べてみる。
大江山討伐で朱点童子を倒すことが出来た!さすがあっさりモード!
と思っていたら……!! な展開となりました。
このゲーム、序盤から黄川人(きつと)という霊体の少年が討伐時に現れては助言らしきものをしてくれます。
とてもありがたいのに、なんかものすごく胡散臭い。悲しそうに語る場面でも信じることができない。
そんな私の心を黄川人様はわしづかみにしてしまわれました。
乙女ゲームだったらFDで攻略対象にされるようなキャラだと思います。
この後の展開が気になる!でも敵が軒並み強くなっててなかなか勝てない進まない!
ところで最初に黄川人様の声を聞いた瞬間、どこぞの少年探偵(小林ではない)が思い浮かびました。
それもそのはず、声優が高山みなみさん。
ふと思ったんですが、女性声優のみで乙女ゲーを作ったら面白そう。
思い浮かんだ方々を敬称略で並べてみる。
【実際に乙女ゲームに出演されている方々】
浅川悠:遙かのセフルと和仁。攻略できなかった気がする。
斎賀みつき:水の旋律2では設楽優が一番好きだった。
水橋かおり:金色のコルダ3の水嶋悠人。私には妖精リリのイメージのほうが強いけど……。
浅川悠:遙かのセフルと和仁。攻略できなかった気がする。
斎賀みつき:水の旋律2では設楽優が一番好きだった。
水橋かおり:金色のコルダ3の水嶋悠人。私には妖精リリのイメージのほうが強いけど……。
【乙女ゲームに出る可能性が限りなくゼロに近い方々】
・野沢雅子:言わずと知れた!
・戸田恵子:鬼太郎にときめいていた。昔から人外萌え。
・田中真弓:安定感のある声優さん。ラピュタのパズーが特に好き。それから『中華一番!』の劉マオシンも!
・伊倉一恵:『三つ目がとおる』の写楽くんの声だったら全私が嬉し泣き。
・日高のり子:ハウス名作劇場のピーターパンよカムバーック!
これとは逆に男性声優による異色ギャルゲーが出ても面白いと思う。
パッと思い浮かんだのはもちろん石田彰さん(笑)
・野沢雅子:言わずと知れた!
・戸田恵子:鬼太郎にときめいていた。昔から人外萌え。
・田中真弓:安定感のある声優さん。ラピュタのパズーが特に好き。それから『中華一番!』の劉マオシンも!
・伊倉一恵:『三つ目がとおる』の写楽くんの声だったら全私が嬉し泣き。
・日高のり子:ハウス名作劇場のピーターパンよカムバーック!
これとは逆に男性声優による異色ギャルゲーが出ても面白いと思う。
パッと思い浮かんだのはもちろん石田彰さん(笑)
2011'12.04.Sun
六代目襲名のときにストーリーを作ってしまったせいで大江山討伐の季節が巡ってきて私がものすごく緊張しました。
嫌でも去年のことを思い出す……!
俺屍は個々のキャラクターは臨終の時以外は話さないので無個性なのですが、どういう子なのかの説明が一言だけあります。
それに妄想を掻きたてられる。
三代目ナムチが『来世:野良犬』だったために、この一族は野良犬にものすごく親切という設定を私がつけました。
五代目は『悪癖:桃尻』でした。六代目は『嫌いなもの:納豆』ですごく可愛いなと思いました。
目が覚めて思うのは、天井が高いということだ。
そう言えば家を増築したのだった。6人で手狭だったが今では10人住めるくらいの広さになっている。
広間にはすでに5人が集まっている。みなそれぞれ緊張した面持ちである。
今日から11月、大江山が開山するからだ。
3ヶ月となる娘は根暗との風評があるが、その言葉のとおりに暗い顔をしている。
笑えば母神の地蔵堂様に似て穏やかで愛らしいのに。
大江山討伐に合わせて設けた子であるがやはり己の血肉を分け与えた娘は愛しい。
二人で過ごすことのできた訓練中の二ヶ月間は束の間の安らぎであった。
しかし先月は少しでも実践慣れさせるために無理をさせた。
唇を噛み締めて弓を引く姿は痛々しくもあったが声を掛けることはしなかった。
本当の辛さはこれから待ち受けるのだ。安易な慰めなど出来るはずもない。
自分がひどく高揚しているのを意識しながら座るとイツ花が食膳を用意しはじめた。
そこには普段は出されない納豆の小鉢があった。
「イツ花、これだけは嫌いだと言っただろう」
思わず子供のときのように不満を言ってしまうとイツ花はにっこり笑った。
「豆は邪気払いの力があるんですよ!大丈夫!鼻をつまんでバーンとォ!!いっちゃいましょ」
なにも納豆にしなくても豆料理は他にあるのにと内心思うが今度は口に出さなかった。
かき混ぜたら糸を引くので息を止めて口に運ぶ。
(……やはり、不味い)
飲み込むようにして食べているとイツ花は熱いお茶を注いでくれる。
「帰還なされたらお好きなものをたくさん用意しますからね」
だから無事に帰って来いと、そう言われた気がした。
そう言えば去年のときも無念の思いで帰途についた父をイツ花は笑顔で迎えてくれた。
朱点童子を討ち果たせなかったとつぶやく彼に来年もあると笑顔で言ってのけた。
五代目に来年はないのにと子供心に腹を立てたものだった。
(けれど)
座敷を見渡せば去年と面子は様変わりしているが、志はなにも変わらない。
イツ花が言っていたのはこのことなのだ。
屍を越えた先にいくために、これから戦いに出るのである。
嫌でも去年のことを思い出す……!
俺屍は個々のキャラクターは臨終の時以外は話さないので無個性なのですが、どういう子なのかの説明が一言だけあります。
それに妄想を掻きたてられる。
三代目ナムチが『来世:野良犬』だったために、この一族は野良犬にものすごく親切という設定を私がつけました。
五代目は『悪癖:桃尻』でした。六代目は『嫌いなもの:納豆』ですごく可愛いなと思いました。
目が覚めて思うのは、天井が高いということだ。
そう言えば家を増築したのだった。6人で手狭だったが今では10人住めるくらいの広さになっている。
広間にはすでに5人が集まっている。みなそれぞれ緊張した面持ちである。
今日から11月、大江山が開山するからだ。
3ヶ月となる娘は根暗との風評があるが、その言葉のとおりに暗い顔をしている。
笑えば母神の地蔵堂様に似て穏やかで愛らしいのに。
大江山討伐に合わせて設けた子であるがやはり己の血肉を分け与えた娘は愛しい。
二人で過ごすことのできた訓練中の二ヶ月間は束の間の安らぎであった。
しかし先月は少しでも実践慣れさせるために無理をさせた。
唇を噛み締めて弓を引く姿は痛々しくもあったが声を掛けることはしなかった。
本当の辛さはこれから待ち受けるのだ。安易な慰めなど出来るはずもない。
自分がひどく高揚しているのを意識しながら座るとイツ花が食膳を用意しはじめた。
そこには普段は出されない納豆の小鉢があった。
「イツ花、これだけは嫌いだと言っただろう」
思わず子供のときのように不満を言ってしまうとイツ花はにっこり笑った。
「豆は邪気払いの力があるんですよ!大丈夫!鼻をつまんでバーンとォ!!いっちゃいましょ」
なにも納豆にしなくても豆料理は他にあるのにと内心思うが今度は口に出さなかった。
かき混ぜたら糸を引くので息を止めて口に運ぶ。
(……やはり、不味い)
飲み込むようにして食べているとイツ花は熱いお茶を注いでくれる。
「帰還なされたらお好きなものをたくさん用意しますからね」
だから無事に帰って来いと、そう言われた気がした。
そう言えば去年のときも無念の思いで帰途についた父をイツ花は笑顔で迎えてくれた。
朱点童子を討ち果たせなかったとつぶやく彼に来年もあると笑顔で言ってのけた。
五代目に来年はないのにと子供心に腹を立てたものだった。
(けれど)
座敷を見渡せば去年と面子は様変わりしているが、志はなにも変わらない。
イツ花が言っていたのはこのことなのだ。
屍を越えた先にいくために、これから戦いに出るのである。
2011'12.03.Sat
五代目は天井を眺めて自嘲した。
まさか布団の上で死ぬことになるとは思わなかった。
11月と12月のみ入山することのできる大江山。
朱雀大路を駆け抜け石猿田衛門を倒すとようやく朱点閣にたどりつくことができる。
この門を押し開けば一族の宿敵、朱点童子とまみえることになる。
初代当主の両親以来のことである。
五代目はつばを飲んだ。
(……妖気が凄まじい)
外にまであふれだすそれは今までの妖怪たちとは比べ物にならない。
踏み込めば退却することはできない。
死はもとより覚悟しているが負けると分かっている戦いに挑むのは勇気ではない。
けれど自分に来年の大江山はない。これが最後の機会なのだ。
今ほど短命の呪いを忌まわしいと思ったことはなかった。
目のまえはもう朱点童子の根城。一族の、自分の、悲願を思う。
京に残してきた者たちがいる。ここで全滅しても家が絶えるわけではない。それならば。
(たとえ愚か者とそしられようとも討ち死にのほうがずっと──)
剣の柄を握りしめて背後に控える一族の者たちに振り返った。
皆当主の決断を待っている。そのなかでも静かな闘志を瞳にたたえた少年がいる。
自分の一人息子である。
栗色の髪に青い瞳、浅黒い肌。自分と似ているところはまるでない。
だがそれらはすべて、性別こそ違えど伝え聞く初代当主の面差しそのままだ。
「私の屍を越えてゆきなさい」
初代当主の遺言であり、そのまま一族の精神となっている。
自分が、ではない。後世の者を信じて託すことのできる強さと礎となる覚悟。
そのことを初めて真に悟る。
ここで全滅してはならない。道はまだ続いており、ただでさえ険しいそれをさらに険しくしてはならないと。
五代目は柄から手を離した。それが難しかったのは寒さのせいだと言い聞かせる。
「帰還しよう、京へ」
足音が近づいてきて視線を天井から障子へと移す。
入ってきた少年に心のなかでつぶやいた。
俺の屍もまた、越えてゆけ────
まさか布団の上で死ぬことになるとは思わなかった。
11月と12月のみ入山することのできる大江山。
朱雀大路を駆け抜け石猿田衛門を倒すとようやく朱点閣にたどりつくことができる。
この門を押し開けば一族の宿敵、朱点童子とまみえることになる。
初代当主の両親以来のことである。
五代目はつばを飲んだ。
(……妖気が凄まじい)
外にまであふれだすそれは今までの妖怪たちとは比べ物にならない。
踏み込めば退却することはできない。
死はもとより覚悟しているが負けると分かっている戦いに挑むのは勇気ではない。
けれど自分に来年の大江山はない。これが最後の機会なのだ。
今ほど短命の呪いを忌まわしいと思ったことはなかった。
目のまえはもう朱点童子の根城。一族の、自分の、悲願を思う。
京に残してきた者たちがいる。ここで全滅しても家が絶えるわけではない。それならば。
(たとえ愚か者とそしられようとも討ち死にのほうがずっと──)
剣の柄を握りしめて背後に控える一族の者たちに振り返った。
皆当主の決断を待っている。そのなかでも静かな闘志を瞳にたたえた少年がいる。
自分の一人息子である。
栗色の髪に青い瞳、浅黒い肌。自分と似ているところはまるでない。
だがそれらはすべて、性別こそ違えど伝え聞く初代当主の面差しそのままだ。
「私の屍を越えてゆきなさい」
初代当主の遺言であり、そのまま一族の精神となっている。
自分が、ではない。後世の者を信じて託すことのできる強さと礎となる覚悟。
そのことを初めて真に悟る。
ここで全滅してはならない。道はまだ続いており、ただでさえ険しいそれをさらに険しくしてはならないと。
五代目は柄から手を離した。それが難しかったのは寒さのせいだと言い聞かせる。
「帰還しよう、京へ」
足音が近づいてきて視線を天井から障子へと移す。
入ってきた少年に心のなかでつぶやいた。
俺の屍もまた、越えてゆけ────
2011'12.02.Fri
『俺の屍を越えてゆけ』がすごく楽しいです。
子孫を増やして初めて4人で出陣できたときはものすごく嬉しかった!(補足説明:出陣は4人まで)
しかし新しい子供が来るたびに「……親はだれとだれだっけ」となる。
そしてどの子も一歳を過ぎたあたりから私がぶるぶるしだす。
死へのカウントダウン……!
現在八代目まで行っているけれど亡き六代目が今でも好きでたまらないです。
三代目ナムチの孫で、桃尻を悪癖に持つ父が五代目。
ちなみに四代目は二代目稲葉の娘で、最後の言葉が「あたしの小指の 赤い糸はね… 朱点の首に つながってんのよ…」でした。たぎる!
話を戻します。
この六代目襲名のときに勝手にストーリーを妄想してしまいました。
六代目は月寒お涼様(女神)の子で、職業は一族で初めての男の弓使い。
11月の大江山への朱点童子討伐時に初陣、齢4ヶ月にして奥義“連弾弓”を創造、大きな戦力となる。
そして12月。一族はこのとき初めて朱点童子のいる朱点閣へとたどり着く。
しかしまだ首級を取れる実力はないと断腸の思いで帰還。
(本当は一度ここで攻め入ったけど臭い息と尻に何度も敷かれて五代目が討ち死にしたためリセットした小心者)
ところが京に戻るやいなや流行り病に五代目は倒れてしまう。(なんのためのリセットだ……)
2月、自分の死期を悟った五代目は一人の少年を呼ぶ。
「穂津美様、参りました」
当主を前にして緊張気味の少年。まだ元服(9ヶ月)もしておらず表情にはあどけなさが残る。
一族を率いるのは並大抵のことではない。その重責がどれほどのものであるかは当主である自分が良く分かっている。
けれども命は蝉よりも短く、いくつの屍を越えてゆけば悲願を達成できるのかも分からない。
ならば若さに賭けてみても良いのではという気がする。
「おまえを次の当主とする」
思わぬ言葉に少年は目を丸くする。病で気が触れたのかと疑う。
今までの当主は皆すべてが元服済みの者ばかりで、自分はまだ7ヶ月。それなのに当主に指名するとは正気の沙汰ではない。
いぶかしむ少年に五代目は素質やその働きが目覚しいことを理由に挙げる。
「だが」と五代目は言う。
「だが、その力はおまえ一人で培ってきたものではない。幾人もの先達が、我が一族の屍を越えて築きあげてきたのだ。そのことをゆめゆめ忘れるな……息子よ」
生まれたときから父はすでに自分にとっては当主で、そんなふうに言ってもらったことのなかった少年は呆然とする。
それで涙を隠すように跪いて、
「六代目“穂津美”の名、謹んでお受けいたします」
と力強く言うのである!言うのである!!
……私だけが楽しい妄想記、飽きるまで続きます。
子孫を増やして初めて4人で出陣できたときはものすごく嬉しかった!(補足説明:出陣は4人まで)
しかし新しい子供が来るたびに「……親はだれとだれだっけ」となる。
そしてどの子も一歳を過ぎたあたりから私がぶるぶるしだす。
死へのカウントダウン……!
現在八代目まで行っているけれど亡き六代目が今でも好きでたまらないです。
三代目ナムチの孫で、桃尻を悪癖に持つ父が五代目。
ちなみに四代目は二代目稲葉の娘で、最後の言葉が「あたしの小指の 赤い糸はね… 朱点の首に つながってんのよ…」でした。たぎる!
話を戻します。
この六代目襲名のときに勝手にストーリーを妄想してしまいました。
六代目は月寒お涼様(女神)の子で、職業は一族で初めての男の弓使い。
11月の大江山への朱点童子討伐時に初陣、齢4ヶ月にして奥義“連弾弓”を創造、大きな戦力となる。
そして12月。一族はこのとき初めて朱点童子のいる朱点閣へとたどり着く。
しかしまだ首級を取れる実力はないと断腸の思いで帰還。
(本当は一度ここで攻め入ったけど臭い息と尻に何度も敷かれて五代目が討ち死にしたためリセットした小心者)
ところが京に戻るやいなや流行り病に五代目は倒れてしまう。(なんのためのリセットだ……)
2月、自分の死期を悟った五代目は一人の少年を呼ぶ。
「穂津美様、参りました」
当主を前にして緊張気味の少年。まだ元服(9ヶ月)もしておらず表情にはあどけなさが残る。
一族を率いるのは並大抵のことではない。その重責がどれほどのものであるかは当主である自分が良く分かっている。
けれども命は蝉よりも短く、いくつの屍を越えてゆけば悲願を達成できるのかも分からない。
ならば若さに賭けてみても良いのではという気がする。
「おまえを次の当主とする」
思わぬ言葉に少年は目を丸くする。病で気が触れたのかと疑う。
今までの当主は皆すべてが元服済みの者ばかりで、自分はまだ7ヶ月。それなのに当主に指名するとは正気の沙汰ではない。
いぶかしむ少年に五代目は素質やその働きが目覚しいことを理由に挙げる。
「だが」と五代目は言う。
「だが、その力はおまえ一人で培ってきたものではない。幾人もの先達が、我が一族の屍を越えて築きあげてきたのだ。そのことをゆめゆめ忘れるな……息子よ」
生まれたときから父はすでに自分にとっては当主で、そんなふうに言ってもらったことのなかった少年は呆然とする。
それで涙を隠すように跪いて、
「六代目“穂津美”の名、謹んでお受けいたします」
と力強く言うのである!言うのである!!
……私だけが楽しい妄想記、飽きるまで続きます。
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